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シニアタレント [面白い仕事]

世の中のシニア層の人口が増えてきていることで、シニアタレントを使用したテレビCMなどが増えてきています。その影響か、最近では40歳以上でシニアタレントを目指す人が増えているそうです。
情報バラエティー番組で再現ドラマなどは、シニアタレントを起用することが多く、こうした映像では有名俳優・タレントである必要がなく、演技力があれば、シニアタレントを起用してコストを安く抑えられます。このような新たな「無名シニアタレント」のニーズがでてきたようです。また、本格的な映画やテレビドラマでもシニアタレントの仕事は多くあるようです。
シニアタレントの多くは素人で、タレント・俳優養成塾を経て、シニアタレントとして芸能プロダクションに登録しています。養成塾が卒業生向けにシニアタレントとしての仕事を紹介するパターンが多いようです。
シニアタレントの養成と派遣を行っている代表的なプロダクションは、バーディ企画、N・A・Cタレントセンター、テアトルアカデミーなどがあります。
シニアタレントになるためには


シニアタレントの育成方法は各プロダクションで異なるようですが、発声や演技のレッスンを半年程度受けて、表現力が備わった時点で、シニアタレントとして登録され、仕事を待つ立場になるようです。シニアタレントの研修期間中は、養成所・スクールに月謝を払い、シニアタレントの登録後も仕事を得るために登録料に相当する料金を払い続ける仕組みのプロダクションが多いようです。
売れっ子シニアタレントを除けば、仕事が回る頻度や、出演の報酬はあまり期待できないようです。シニアタレントの、テレビ番組の出演料は番組や長さにもよりますが、1回で1万円程度であることが大多数のようです。
セリフがあっても3万円程度のようで、シニアタレントの年間の登録料が数万円から10万円以上もかかることを考えると、金銭面からはシニアタレントは割に合わないことが少なくありません。ただ、シニアタレントを目指している人の場合は、金銭面以上にやりがい、自己実現のために芸能プロダクションに登録している人が多いようです。
シニアタレントのメリット


シニアタレントのメリットは、若い頃には叶わなかった「演技者」という夢を、年を取ってからでも叶えられるという点が一番のようです。また、シニアタレントの演技指導によって顔の表情が豊かになり、人とのコミュニケーションがよくなる効果もあるようです。
シニアタレントになることは、年を取って人付き合いが苦手な人にとって、金銭面ではなく人付き合いが楽になるという無形の報酬が得られるメリットが、シニアタレントにはあるようです。しかし、メリットを期待してシニアタレントを志望したものの、「仕事が少ない」「登録料がかさむ」などの現実に、シニアタレントとしての大きな期待を膨らませすぎてトラブルになるケースも見受けられます。「シニアタレントで稼げる」「仕事がいっぱい」といったあやしい勧誘もあるようなので、十分気を付ける必要があります。
シニアタレントで有名になった人には、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」や、多くの番組やCMに出演している菅 登未男さんがいます。

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